若草プロジェクト

若草プロジェクトとは

生きづらさを抱えた少女・若い女性たちと支援者、支援者と支援者、支援の現場と企業・社会をつなぎます。

生きづらさを抱えた少女や若い女性たちの現状を理解し、複雑かつ複合的でデリケートな問題についての支援の方法を学ぶため、連続研修会を実施します。

少女や若い女性たちの問題の深刻さは、あまり社会で認知されていません。このため、シンポジウムや広報活動により、社会に広くこの問題を訴えます。

まちなか保健室は、10代20代のための、ほっと一息つく居場所です。

まちなか保健室は、10代20代のための、ほっと一息つく居場所です。

ご利用者の声

母と二人暮らしですが喧嘩が続いたことから,授業のない日などに保健室に避難していました。行くところがなかったのでありがたいです。母くらいの年のスタッフの方々に話を聞いて貰い,母が言いたかったことが理解できたり,年配の方と話すことで考え方もずいぶん変わり,母との喧嘩が減りました。私にとってはいつも温かく迎えて貰える大事な場所です。

就職のため東京で一人暮らしを始めました。慣れない土地で友達もおらず,働いても貯金もできないストレスで心が折れそうになっていました。そんなとき街でチラシを貰って保健室に行くようになりました。わかくさカフェでお茶やお菓子をいただけたり,服や靴などの物資も持ち帰ることができて本当に助かります。

もう2年以上通っています。高1頃から両親と対立して一時期は進学をあきらめようと思いましたが,若草プロジェクトのLINE相談やメール相談に話を聞いてもらい,保健室に通うようになりました。保健室で勉強させてもらえたことや,スタッフの方々に励ましていただいたおかげで夢をあきらめずにすみました。今,大学に通うのがとても楽しく,良い報告があると保健室に行っています。

高校生の頃,性被害に遭いました。誰にも言えず,一生苦しいままかと思っていましたが,ネットで保健室の心理相談を予約しました。その席で初めて性被害を打ち明けることができました。その後は,弁護士を手配してもらい犯人が逮捕されました。今は泣き寝入りしなくてよかったと思います。ずっと励ましてくれた弁護士やスタッフに感謝しています。

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